乳がん患者の方からのお手紙
「ルネサンスごはん」の驚くべき効果は拙著『ルネサンスごはんは放射能にもたやすく負けない』の中でも、そしてこのホームページでも既に皆さんもよく理解されていますよね。
最近、ある方から次のような手紙を頂きました。
この方と初めて会った時は顔色はかなり黒く、何よりも表情に少しも精気がありませんでした。乳がんの手術を受けたことは聞いていましたが、この顔色が治療による副作用によるものかどうかは分かりませんでしたが、とにかく「ルネサンスごはん」を食べれば必ず大きな良い変化があることは確信がありました。
話を聞いてみれば世間一般の常識に従って身体に摂って最も望ましい食事は「野菜をたくさん食べること」と「減塩」で、それを出来る限り実行しているということをきいて、ますますすぐに大きな変化が現れると考えました。
『新版ごはんとおかずのルネサンス基本編』をプレゼントして、とにかくこの本に従ってご飯を作って食べて観なさい、必ず良い変化が現れるからと励ましました。
そして一ヵ月、多分二週間ぶりに会いました。
私も本当に驚きました。顔の黒いくすみがきれいに取れ、全く別人の顔色と表情になっていました。瞳が本当に微笑んでいました。そして様々の変化を話してくれました。中でも半ばあきらめていた通経があったことを聞いて私も本当にうれしくなりました。
未だ若いのに子供を持てないとなっては心はどれだけどん底の状態だったでしょうか。こんな大きな変化が来ることも分かっている。分かっているけれど「ルネサンスごはん」の凄さにはただただ驚いてしまうのです。
一週間、二週間おきと、さらに顔色は透明感と赤みを増して、表情にも「やる気」を感じるようになりました。
近いうちにいりこサプリメントも食べてもらい、さらに彼女の状態をしっかりしたものにしたいと思います。このように「ルネサンスごはん」は重篤な病気で消耗した身体に細胞が必要としている「生命を維持するための基本的で重要な栄養素を豊かに補給してくれます。だからこそこんな大きな変化も当たり前のこととして現れるのです。
この日本に広まっている常識と食べ物では今は元気と思っている方でも実はそれは未だ本当の健康ではなく、ルネサンスごはんによってもっと力に満ちた心と身体から溢れる「元気」が得られます。
「ルネサンスごはん」のもう一つ凄い点
◎お金はかかりません。普通のスーパーの野菜などをベースとしているからです。
◎ただ最近分かってきたことですが食道や胃の切除などをされた方には野菜などの具材をもっと小さく、そして柔らかくして食べやすく、少しでも消化しやすくすることが必要かなと思っています。
ルネサンスごはんと私
私は2年半前に乳がんになり、手術を受けました。リンパへの転移もあり、抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン剤治療を受けました。がん治療の副作用は人それぞれですが、私は抗がん剤で髪が抜け、つめが黒くもろくなり、味覚障害で甘味が感じられなくなり、生理も来なくなりました。また、放射線治療では、放射線をあてた部分の肌が黒く硬くなりました。ホルモン剤治療では、更年期障害のようなホットフラッシュ、体のだるさや重みを感じるなど、とにかく、思いもよらない副作用を次々と経験しました。手術後も1年目は抗がん剤や放射線治療が立て続けにありましたので、今でも思い出すと、とても大変な日々でした。
しかし、これらの副作用は徐々に回復すると担当の医師から聞いていましたし、実際に治療もホルモン剤治療と定期的な検査になってくると「あー、元の体に戻れるのだな。」と希望を持つことができました。そのうち、徐々に髪も生えて、味覚も戻り、体も回復に向かい、思ったよりも早く社会復帰することができました。
しかし、この喜ぶべき社会復帰で一人暮らしを始めたことで、またもや私の体に変化が起きました。便秘に肌荒れ、今までなかった花粉症まで発症し、せっかく頑張ってきた治療の副作用の改善も見られなくなったのです。中でも一番ショックだったのは、手術後2年経っても戻ってこない生理でした。「早くて1か月、遅くても2年のうちには戻ってくるから安心しなさい」と医師から聞いていたのですが、術後2年目の診察では「生理が戻ってこないから・・・子供をあきらめるという選択肢も考えないといけないかもね。」と言われてしまい、私は本当にどん底まで落ち込みました。二十代半ばで、乳がんという治療が体へ及ぼすダメージの大きさを目の当たりにして、あまりにショックが大きく、頭が真っ白になりました。
体の悪い変化は、自分自身が招いた災いでした。退院してからすぐは実家暮らしをしたため、食生活は親任せでした。きっと私の回復のために母は一生懸命考えて食事を用意してくれたので回復も順調だったのでしょう。しかし、回復が当然の流れだと勘違いしてしまった私は、一人暮らしをきっかけに、外食やコンビニのお弁当、お惣菜や冷凍食品まみれの気ままな食生活をしていたのです。
食生活を改善しなければと思いつつ、でもどこから手をつけてよいのか、自分がどうすればいいのか、何をすれば希望が持てるのか、もう希望は本当になくなったのかと悩んでいた私を変えてくれたのが、「ルネサンスごはん」です。
基本のご飯を食べてみました。まず驚いたのが、ご飯の炊ける香りのよいこと!今までには出会ったことのない、香ばしい香りに、一瞬で心と胃袋を掴まれました。日本のお米とタイのお米の甘み、いりこと昆布の旨み、ほんのり塩味のオリーブの香りが本当に美味しくて、タイ米は食べる機会がなかったのでこんなにも美味しいのかとびっくりしました。
また、お味噌汁も衝撃的でした。今までインスタントの出汁の素を使っていましたが、ルネサンスごはんでは、いりこと昆布と鰹節厚削りで出汁をとり、具材と一緒に食べる、今までにないお味噌汁です。野菜の旨みや出汁の旨みが口の中で広がりとても美味しいのです。野菜がいっぱい入っていて食べるお味噌汁なので、ごはんとお味噌汁だけでも満足感のある献立になります。作り方が楽なので私も毎日無理なく続けることができます。
私はルネサンスごはんを通じて、栄養素と健康の深い関係を知ることができ、ますます好きになりました。健康食というのはあまり美味しいイメージがなく、手間がかかると思っていましたので、ルネサンスごはんは、私の間違った知識を正してくれました。
ルネサンスごはんに出会ってからは、健康のためと言うのもありますが、美味しくて毎日食べたいという思いで自然に自炊するようになりました。ルネサンスごはんを続けていると、顔色が良くなったと言われるようになり、便通も良くなり肌荒れも改善されていきました。食べ初めてまだ3ヶ月ですが、花粉症も良くなっています。
治療の副作用にも改善が見られました。放射線治療後の肌の跡も白くなって肌が柔らかくなり、爪の黒さもなくなって頻繁に割れて弱かったのが強くなり、ホルモン剤治療でのホットフラッシュや、体のだるさや重みが気にならなくなりました。
そして、一番驚いたことは、私に生理が戻ってきたのです。
医師にも「あきらめて・・」と言われ、自分自身もあきらめかけていたのに、まだ不順ではありますが、2年半ぶりの喜びが、毎月くるようになりました。
私の体は、乳がんを発症する前の体へと戻っていっています。
言葉にできないほどの喜びと、ルネサンスごはんへの感謝でいっぱいです。
今も乳がんの治療は続いています。でも、私は希望がわき、自信が戻ってきました。体調の変化が目に見える喜び、体で感じられる喜びがあるのが、うれしくて楽しくて充実した日々を過ごしています。これからも、ルネサンスごはんを続けます。
健康な体へ一歩一歩踏み出せるように・・・
ルネサンスごはんとの出会いに心から感謝しております。
本当にありがとうございます。
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