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半年寝かせたワインの旨さ

第1便を輸入してから半年休ませたワインを5月の末に試飲しました。

サヴィニー・レ・ボーヌなどは香りがさらに繊細にグラスの中に溢れ、「スミレの香り」をはっきりと感じるようになりました。これまで亜硫酸化合物のため微細なワインの変化を確認することは出来ませんでしたし、無添加のワインもすぐに腐敗・変質し始めるため同様に微細な変化を知ることは出来ませんでした。

今回私は次のことを新たに確認しました。ワインの格付けはワインに含まれる様々な成分の幅の広さと量の多さとバランス、つまりワインがしっかりした深い味わいがあるかということ。そしてキャピタンさんのワインもこの基準に従って格付けされているということです。

日本に輸入される場合、まずトラックでル・アーブルまで運ばれ、船便で到着し、その後トラックで保税倉庫まで運ばれてから休ませます。

ワインはカーブの中で寝かされて様々の成分があるべきエマルジョン(混ざり具合)が形成されていきますが、長い揺れの中でこの様々な成分の混ざり具合が壊され、バラバラになってしまいます。

日本到着時のワインは味はバラバラに割れ、その銘柄の特徴すら感じられません。

3ヵ月でようやく様々の混ざり具合がかなり戻り、ようやくおいしさが出てきます。

ラドワなど成分の幅の少ないワインは元のエマルジョンへ戻るのが早く、45ヵ月後から味わいがはっきりしてきます。

しかし5ヵ月目のクロ・ヴジョーは甘さが全てを包み、全く味わいが戻っていませんでした。

6ヵ月目のアロース・コルトンはクロ・ヴジョーほどではなかったのですが、少しボテッとした、全体的に少し鈍重で甘さが表に出て繊細な力強さはありませんでしたが翌月飲んだ時は味わいがぐっとしまり甘さは調和のある酸味に収束されとても印象的な味わいになっていました。

これは私にとって予想外の経験でした。

クロ・ヴジョーなど成分の幅・量ともに豊かなものは一度エマルジョンが崩れると、それがほぼ元の状態に戻るためにはより長い時間、おそらく12ヵ月ほどが必要であると思われます。

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