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2013年4月

奇跡のキールとマルキ

既に亡くなられた、フランス、ブルゴーニュのリキュールの作り手、ジョアネさんの奥さんは、私が訪ねるといつも言っていました。

「ブルゴーニュの果物で作ったリキュールには、ブルゴーニュの白ワインやクレマン(発泡酒)でなきゃダメ。おいしさが全く違う」
でもこれは本当にその通りなんです。
ジョアネさんが作るカシスやフランボワーズのリキュールの味わいの濃厚さと深さは他に比べる物がありません。正に、私にとっては神様の手を借りて創り上げたとしか思えない素晴らしさ。そしてとても人懐っこく、本当に優しさに満ち溢れた味わいなのです。この豊かに優しい、慈愛溢れる味わいを消さずに、さらに広がりを与えるためには、ブルゴーニュの土地が生んだ優しい白ワインとクレマンだけが、完全なmariage(マリアージュ=調和)を創り出します。
信じられぬほどの夢心地の味わいです。果てしない広がりを持った、豊かで深い味わいに意識は吸い込まれていきます。
アペリティフとしてだけでなく、3時のおやつに、フルーツのタルトゥ、クッキーをつまみながら飲みます。もうたまらない非日常のおいしさです。 今までは気が抜けた、味わいの変質したシャンパンやクレマンしかありませんでした。
いつもジョアネさんには彼のリキュールのおいしさを100%日本では感じてもらえないもどかしさと申し訳なさを感じていました。
やっとです。
やっと奇跡のキールやマルキが誰もが飲めるようになりました。
改めて忠告させて頂きます。高濃度の亜硫酸化合物は極めて毒性が強く、変異原性(発ガン性)、催奇形性、心臓病その他の疾病をもたらします。私の近い周囲にも多量のワインを飲み、40代前半で乳ガンを発症した女性が3人います。また歌舞伎役者の中村勘三郎さんもかなりのワインを飲まれていたようで、ガンにより亡くなられました。 ガンは様々の要素が重なり合い発症すると言われています。
しかし高濃度の亜硫酸塩が重篤な疾病をもたらすことは動物実験によっても示されています。発症の大きな原因であることは容易に想像されます。
今度、お届けするワインはブルゴーニュの昔ながらの硫黄で樽内を薫蒸することによって加えられたとても微量の二酸化硫黄であり、既に100年以上フランスその他の国々で長く飲まれ続けたという事実があります。
日本に輸入されるワインには極めて高濃度の亜硫酸塩が加えられた、低価格のワイン、これらからみれば比較的低濃度の名の通った店などが輸入しているワインでも、私にとっては極めて不自然かつ不快な味わいであり、私には恐ろしくて到底のむことが出来ません。 これらのワインは口に入れ、そのままスッと喉を通すことは出来ません。
飲み干そうとすると必ずぐっとこめかみがしまり、そこで一度止まります。そして少し置いてようやく飲み下します。 私はこの反応は「こんな毒を飲んでいいのか」という身体の防御反応だと考えます。
しかしこのキャピタン・ガニュロの極めて亜硫酸塩の低いワインは、口に含み、そのまま自然に心地よく喉を通っていきます。 鈍重極まりない、舌をこすり喉をさす不自然な渋みと酸味は少しもありません。
長い自然な深い香りが五感をゆっくりと癒します。
私は本来の味わいをもったよい状態のワインは、世界に数あるアルコール飲料の中で最も五感に迫るおいしさがあると思っています。
フランスそのままの、本来の味わい。幸せで健康なワインを、ようやくお届けすることが出来ます。ぜひお試しください。

フランスでの最後の確認 本来の味わいを持ったフレンチワインの素晴らしさ

2012年秋。今回の渡仏の目的は、フランス、スペイン各地から日本へ独自に秀逸なフランス菓子の素材をもらっているそれぞれのサプライヤーとの意思の疎通を図るためと、もう一つの目的はいよいよ、2013年の初めから「日本のワインの夜明け」のワインキャンペーンを始める前にもう一度フランスの正常なワインの味わいと、酸素無透過の袋に詰めたワインとの味わいの違いがどれくらいあるのかを確かめる為でした。これは既に述べたように、私の想像を超えた味わいでした。

 

2012年秋、パリ滞在中に私の友人、パリ「パティスリー・ミエ」のオーナーシェフ、ドゥニ・リュッフェルの招きで昔ながらの味わいを作り続けているあるレストランで夕食を共にしました。

そこで彼は白ワインにはコンドリュー、赤ワインにはクロ・デ・ムーシュを選んでくれました。

コンドリューの未だ心拓かれぬ頼りなさに満ちた思春期の蒼さに満ちた香り、心の琴線に静かに懐かしくさわやかに触れるエレガントな香り、一度グラスに鼻を近づけると、その香りのあまりの素晴らしさに、グラスから鼻を離すことが出来ません。んー、本当に心が感覚がその香りに吸い込まれるのです。

口に含めば、香りがもたらす味わいの予感と少しもたがわない味わいが正に私の感覚を包みます。もう何も言葉は要りません。

そして、しばらくしてからのクロ・デ・ムーシュ。正に鮮烈さに満ちたあまりにも鮮やかな透明そのものの深く強い芯のある色、しかしその色は瞬時に私の感覚を染めきってしまうほどの力を持っている。2つの香りはキリッと1つの意思のもとに収束し、私の身体のすべての細胞を目覚めさせる。味わいは、優しく心安らかに1つの思いに束ねられ私の感覚に眠るすべての懐かしさを優しく揺り動かす。

正に、自然の恵みに自然に謙虚に対峙する人間の意思が深く息吹く正に神の助けの下になされた創造。

フレンチワインの深い精神性溢れる味わい。

これは正に久しく味わう人生の素晴らしい心に刻まれるひと時でした。

 

日本で飲む亜硫酸化合物入りのワインは、このうちのわずか一つの喜びも満たしてくれません。不快極まりない味わい、そしてそれは私たちの心と身体を傷つけているのです。

しかし私がこの日本に新たにもたらそうとしているワインは、本来のものと全く同じとはいかなくても、かなりの部分の喜びを感じることが出来ると、今、確信を持っています。

 

それにしても異常な日本のワインの行き着くところ

ある和食の店で、「これはとてもおいしいと思う」という15000円もする白ワインを出されたことがありました。香りも味もあまりにも弱くあるかないかといったところでしょう。日本酒の大吟醸にならって一生懸命フィルターにかけて味わいを抜いて何もない繊細さを求めたのでしょう。

あるいはヌーヴォーということでロゼというより薄いピンク色のものを頂いたことがあります。まるでただの水のような透明感です。これも、フィルターにかけて他にない透明な味を目指したのでしょう。そして亜硫酸塩がたっぷり入っていました。とても飲めませんでした。

 

正にこれは日本人の国民性、精神的風土によって捻じ曲げられた日本にしか存在しない日本人にしか分かり得ないワインなのです。



>>>続く

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