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ワインアカデミーでも腐ったワインを望ましい熟成として教えている

それにしてもずっと以前から現在まで、巷のワインに関する常識と実践は偽りばかりでした。これまでに述べた確信を持ってワインに関する記事などを改めて見直すと、目を覆いたくなることばかりです。

実際に通っていた人から直接聞いた話ですが、ワインに関する正しい知識を教えねばならない、ワインのアカデミーでも、雑菌の侵入による異常醗酵を、望ましい状態への熟成として教えていたといいますから、開いた口が塞がりませんでした。

レンガ色と醤油を混ぜ合わせた様な色合いになり、鼻をつく醤油のような鈍重な不自然な匂いが出てきます。本来のものとは全く違った味わいになりきったワインを喜んで飲んでいるのですから、ここまで来ればその無知さ加減は異常としか言いようがありません。

こんな腐ったワインを23杯飲めば翌朝は身体の感覚がマヒしてしまうような頭痛と身体中がきつい無力感に埋まります。

また、以前ワインアカデミーの先生をしている方の自宅でワインの試飲会がありました。

何でも、銀座のデパートでワインの売り出しがあったものを買ってきたとのことでした。

「やっぱり違うわねー」「さすがねー」などとワインをほめそやしながら、45人の方が試飲されています。私にはどうしても腐っているとしか思えません。とにかく気持ち悪くて飲めないのです。でも彼らは飲んでいます。その光景が本当におかしくてアホくさくて。しばらく我慢していましたが、とうとう言ってしまいました。

「これ、腐ってるんじゃないんですか?」

 皆さん本当にギョッとされてました。

そして、口々に「そうね。少しおかしいかしら(ひそひそ声)」

私は早々に退散したことを覚えています。

インターネットを見てもレンガ色になったワインをたたえるものばかりです。ワインの瓶の中身の状態なんてどうでもいい、味わいなんてどうでもいいんです。

ワインのエチケット(ラベル)だけが全てなんです。そのラベルを前に、それまでため込んだ知識、能書きを競いながらひけらかし合う、それがおおかたの日本人のワインの飲み方ですよ。こんな光景は何度となく見ましたし、こんなワイン通と言われている人までもがと驚いたことも何度もありました。

後に述べますがでもこの状態は今も同じです。


>>>続く

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