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亜硫酸化合物の強い毒性と変異原性

既に述べたように、フランス、イタリアで流通するワインは主に二酸化硫黄(SO2)を添加したワインです。そして二酸化硫黄からは微量ながら亜硫酸塩が検出されます。

亜硫酸塩は防腐剤ではなく抗酸化剤であると言われます。要するに防腐剤というほどは毒性が強いものではないと言いたいのでしょう。しかし防腐剤であることは間違いないのです。ある種の腐敗菌は殺すが望ましい発酵のための微生物(酵母菌)は殺さない。しかし、日本などアジアの高温多湿な地域では二酸化硫黄では殺しきれない腐敗菌がいてワインを腐らせる。この腐敗菌を殺すにはより毒性の強い薬を加えるということなのです。

そしてこれには亜硫酸化合物が使われます。そのうちの一つである、現在最も主流に使われているのはメタ重亜硫酸カリウム(別名:ピロ亜硫酸カリウム)です(本文中では以後、亜硫酸化合物として表記します)。

化学合成された亜硫酸化合物は、硫黄の薫蒸の場合に出来る二酸化硫黄とは異なり、ワインから抜けることもなく、ワイン中に大量に残留し、ワインの温度が高くなっても酵母は活性化せず好ましくない発酵は抑えられます。そしてワインの香り、味わいを損ねてしまい、大量に残留した亜硫酸化合物が頭痛、胃痛などの体調不良、不快感の原因となります。

巧妙に消費者の目をごまかしていると言わざるを得ないのは、昔ながらの製法で使われる二酸化硫黄からごく微量に検出される亜硫酸塩も、防腐剤として後から添加される化学合成の亜硫酸化合物も、成分表示としては等しく「亜硫酸塩」としか表記出来ないことです。そしてその含有量によって表記内容が変わるわけではないことです。

また、日本での亜硫酸塩の使用許容量の基準値(厚生労働省基準)はEUよりも甘く、総亜硫酸塩量は赤白ワインとも350mg1ℓ中)。これに対してEUの基準は赤ワイン160mg、白ワイン210mg。日本は倍ほどが許されていることになります。日本向けのワインはEU向けではないので日本の基準で、日本の輸入業者の求めに応じてたっぷりと添加するのが常識となっています。

ですから我々が輸入しているキャピタン・ガニュロ氏のワインのように、極めて亜硫酸塩の数値の低い(赤ワインで33mg)ワインも、規制値ギリギリの350mg入っているワインも、ラベルでは見分けることは出来ません。

亜硫酸化合物の毒性は4段階に分けられる強度の中で2番目に毒性の強いものです。そして、先にも述べましたが驚くことに変異原性がある。つまり発癌性を持っている可能性が高いのです。

3杯飲めば翌日はかなりの不快感が残ります。かなり多くの量が加えられています。3杯ほどで不快になるのはワインくらいしかありません。

半年ほど前、田舎の友達から38歳の娘が乳癌になったと聞きました。赤ワインとケンタッキーフライドチキンが大好きでかなりの量を飲んでいたといいます。勿論、様々な要因が重なり合って発癌すると言われていますから、ワインだけが原因とは言えなくても栄養素の極めて乏しいフライドチキンと強い毒性を持つ防腐剤入りの赤ワインを多量に摂れば発癌の大きな原因となることは明らかです。

 また、これはまた聞きですが、毎夜遅くまで仕事をし、頻繁にワインバーなどで多量のワインと栄養の乏しい食べ物で夕食を済ますキャリアウーマンなどには、わずか30代後半、40代で発ガンする人が少なくないということです。これが本当であれば至極妥当な、論理的なことです。


>>>続く

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