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2011年10月

平成正義の会のコンテストにて。

 去る9月27日、私の参加している平成正義の会の「味を主体としたお菓子作りのコンテスト」がありました。
 私は今回の全体のお菓子の作風はきっと元気のないものになるだろうと予測していました。結果は全くその通りでした。

 作り手の意志の感じられない、しまりのない、何か不安げにうろうろしているような、頼りない味わいのお菓子がほとんどでした。食べ物、特に人間の精神性が深く入りやすいお菓子の味わいは、その時の世相、経済的情勢、雰囲気に大きく影響を受けます。

 3月11日の大震災以来、想像以上に今も日本人の心は力なく、萎えているようです。そしてこの雰囲気は、日々の様々な行動に影響を与えます。これまでで一番、頼りないお菓子が作られたコンテストでした。その中で私がまぁこれとこれくらいは少しよいかなと思ったものは、他の人にはよい評価は得られません。

 特に一般の見学者の投票による評価では、私が「気が滅入る味わい」あるいは全体のバランスが全くバラバラのお菓子が1、2、3位を得たのは本当に驚きました。

 こう言っては何ですが、これが日本の大衆というものだろうかと本当に驚いてしまいました。こういう心の底に重い圧迫感が潜んでいる雰囲気の中では、大衆はますます自分を失うのだろうかと思ってしまいました。(弓田亨)

現在発行のイルプルー新聞NO.8より。
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